初冬の荒島岳(福井県)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2019年12月10日 (火)~2019年12月10日 (火)
- メンバー
- グランフロント大阪店:山﨑
おとな女子登山部:もっちー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 勝原スキー場登山口(40)元リフト終点(105)シャクナゲ平(80)荒島岳山頂(40)シャクナゲ平(70)元リフト終点(30)勝原スキー場登山口
- コース状況
- ・標識は明瞭です。
・コース前半は地面がぬかるんでいる為ゲイター必須です。
・この時期の装備は10本爪以上のアイゼン推奨、もちが壁付近はピッケルでも決してオーバーではない程度。今回はストックを使用しました。
・トレースが明瞭だったためワカンは使用しませんでした。
・もちが壁は急登で、一部崖があるため雪庇に入らない様注意。
・アルパインブーツ推奨。12月前半であれば天候が良ければハイカットでも可。天候、積雪情報等しっかりと事前のチェックが必要です。
《お手洗い情報》
駐車場にお手洗いはありますが冬季閉鎖です。
- 難易度
感想コメント
今年初の雪山に行って来ました。
場所は前々から行きたかった荒島岳。福井県唯一の100名山です。
独立峰の美しい山で別名大野富士とも呼ばれています。
シーズン初の雪山はどの位寒かったかな?とウェアリングに毎年苦心するのですが、想定以上に天候が良く、寒さを感じず快適な1日となりました。
コースは王道の勝原から。カドハラスキー場からのスタートですが、いきなりアスファルトの長い斜面が立ちはだかりウォーミングアップにしては負荷がきつ過ぎました。まるでスキーのジャンプ台を登っているような気持ちです。
寒さにおびえ厚着してきたのに、2枚も脱ぐ羽目になり荷物がザックに入らない!!といきなり問題発生でした。
元リフト終点地点まではややコースタイムより短く登った事で気を良くしてしまい、ゆっくり休憩を取りすぎたせいでシャクナゲ平までかなり時間を要しました。
シャクナゲ平からの登り、もちが壁はまさに名の通り壁のように急登でした。
事前情報では6本爪でも良さそうでしたが、気温が上がり地面が不安定でしたので結果的には前爪がある方が安心して登れたように思います。
本当はモフモフの雪が良いのですが、それですとラッセルが大変ですし、ルートを外れると危険ですので丁度良い積雪量で良いコンディションだったと思います。
平日でしたが、単独で登られている方に4名程お会いしました。
特に印象深かったのはアイゼン無で来ていた地元のお姉様。すれ違いざまにアイゼンがあった方が良いかを尋ねると、「あった方が良い、私は獣だからね(なくても大丈夫)!」とお返事頂き元気をもらいました。
山頂は風もなく過ごしやすかった為、バーナー類を持ってこれば良かったと後悔しました。
ただ、ここでもかなり時間を取ったのでゆっくりお茶なんかしてたらもっと帰りが遅くなったでしょうが。。
ブログのネタ写真を撮ったりしながら白山や北ア、御嶽山、乗鞍岳など展望を楽しみました。
下山はいつも早く感じるのですが、今回はまだアイゼンに慣れていないので歩き難く長く感じました。その後は急いでお風呂に直行、お決まりのお寿司を食べて帰りました。
思いがけず雪の季節に100名山を更新出来て歓びも倍増でした。ありがとうございました!!
■本日の服装
上:アクティブスキン ウール(260ウェイト) R2 レインジャケット
下:アクティブスキン 秋冬物パンツ
小物:ニット帽、薄手ウールグローブ、サングラス
■気温
8:30 登山口(10℃前後)13:00 山頂(6℃)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。