槍ヶ岳(3,180 m)、 小槍 (3030m)の上でアルプス一万尺を歌い アルペン踊りを踊ってみる (長野県 岐阜県)
- 投稿者
-
木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2023年09月29日 (金)~2023年09月29日 (金)
- メンバー
- 沢師匠
- 天候
- 快晴 朝は氷点下
- コースタイム
- 5:10起床 5:20~6:00 槍ヶ岳大槍 6:30下山 テント撤収
小槍登攀 A1ンバンド 敗退 から右ルート 小槍 懸垂下降 槍ヶ岳山荘
11:30 休憩 12:00 → 17:00 新穂高温泉 17:56バス ⇒ 18:28 平湯 歩き あかんだな駐車場 ⇒ 足湯 ⇒ 京都終電 23:23
距離: 21.4 km
所要時間: 15 時間 30 分 0 秒
平均速度: 毎時 1.4 km
28日、29日のデーターです。
ペースは速めです。
最小標高: 1110 m
最大標高: 3118 m
累積標高(登り): 1596 m
累積標高(下り): 2220 m
かなりタイトなスケジュールです。
- コース状況
- とり付きがわかりづらいのです。小屋前にて登攀装備で出発準備をしていると、ベテランさんに丁寧に教えて頂きました。
小槍までの取り付きが一番不安定です。落石あり。
槍ヶ岳山荘 水 1L 200円 テント 2000円
平湯足湯公園 無料 アカンダナ駐車場に行く途中にあります
良い湯でした
- 難易度
-
感想コメント
槍ヶ岳三日目です。
前線通過の嵐の夜は氷点下です。
途中寒くてツエルトをシュラフに巻きやっと暖かくなり眠りにつけました。
朝、隊長の「晴れてるで❢」に起きてみると雲海です。
急いで登る準備をして山頂に登ります。
山頂にて素晴らしい朝日を望めました。二日間びしょ濡れ地獄からやっと天国に登ったような素晴らしい展望です。昨日の取り付きと北鎌尾根が見えます。
遠く八ヶ岳、富士山、大展望を頂きました。
すぐにテントを撤収して登攀準備にかかります。ここで少し濡れていた手袋を乾かすと
カチンカチンに凍ります。
2人とも初見なので取り付きわかりにくく、小屋前で声をかけていただいた方に
丁寧に教えて頂きました。有り難うございました。
ただ、ガレ、ザレ、一番の核心かもしれません。
今回は簡単だと言われる南面からです。ただ2ピン目でリーダーがかなりの苦戦。
自分はどうも登れそうになく、ここはA1ルートらしく懸垂で撤退致します。
右に回ると右ルート取り付きに。
リーダーもピッチ早く、自分もすぐに登ります。
ロケーションが最高です。
朝まだ濡れていたクライミングシューズも徐々に乾き、(上着はダウンにレインです)
やっと手が冷たく無くなってきました。
ただ出だしは薄いウールの手袋で登りました。
自分にはルンルンクライミングでした。(フォローならではです)
小槍山頂にて 今回の想いを アルプス一万尺(3030M)小槍で歌いました。
アルペン踊りもリーダーと踊ってみます(セルフとってます)
「来年こそは北鎌尾根からチムニー登って槍ヶ岳」
想いこめました。
ここから懸垂下降で下ります。先月の錫杖岳の懸垂で少し慣れました。
取り付きも帰りが少し楽になっておりました。
山荘に戻ると登っていたのを見ていた方に声をかけて頂きお写真なども頂ました。有り難うござます。ギャラリーに注目される3000Mのクライミングでした。
ここから急いで下山致します。
西尾根の紅葉が素晴らしく、何度振り返ったことでしょう。後ろ髪惹かれる思いです。
槍平小屋ではお水が充分あり、沢筋の小屋のありがたさを感じます。
天気よいとすべて素晴らしいですね。
西穂高、焼岳、かっこいい山様です。「アルプスずるい笑」と何度言った事でしょう。
素晴らしい天気、素晴らしい登攀、素晴らしい紅葉
点数にすると200点くらいの一日でした。
二日間のびしょ濡れ、寒さとの戦いのような二日間を全て忘れるような
アルプスのドラマを頂きました。最終バスに間に合い、平湯そばの公園の足湯で温まり
何とか終電に間に合い帰路につけました。
今回登攀道具全て持っていただいた師匠に感謝です。
北鎌だけだと時間が余るから、小槍登りませんか?との師匠からの提案で
「ロープとガチャは持ちますから自分の装備だけ持ってきてください」とのことで
二つ返事でOkした山行でしたが、小槍がメインになり装備をもってきたよかったなの山行となりました。
ちなみに師匠の装備は25K位だったそうです。
アルプスはマイナスにもなりえます。今回は休憩中何度もツエルトで暖を取りました。
装備必須です❢自分は今回手袋4種持っていきました(全て使いました)
装備整えて秋山を楽しんでくださいね❢
①ウエアー
薄いシェル
インナーは(ファイントラック)ドライレイヤー半袖 ファイントラック ウール薄手
(TNF)長袖
ボトム ファイントラックストームゴージュアルパインパンツ
靴下が一足しか替えなくもう一足欲しかったです。
レイン ファイントラックフォトンJK、PT
②ギア
登山靴は(スポルティバ)TX4ミッド
ザックはオスプレイカイト48
ツエルト アライテントスーパー^ライト
マット サーマレスト プロライトS
シュラフ イスカ エアドライト290ショート
着替え用 TNF ダウン、ウール上下
手袋 ミレーウールベース 、ゴアテックス防水グローブ、 フォックス 防風手袋
ブラックダイヤモンド フリース手袋
バーナープリムス P-153 コッヘル 食糧、行動食
プラテイパス 傘
ヘッドライト 2個
必須装備 アライテント スーパーライトツエルト (休憩時に必須です)
ヘルメット クライミング装備 クライミングシューズ スポルテイバ ミウラー
クライミングソックス
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。