紅葉の長沢背稜 ツェルト泊
- 投稿者
-
日下部 友哉
さいか屋横須賀店
- 日程
- 2023年10月24日 (火)~2023年10月25日 (水)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ/晴れ後曇り
- コースタイム
- ▪️1日目
鴨沢(20)小袖乗越(120)七ッ石小屋(20)七ッ石山(15)七ッ石小屋
・行動時間:2時間55分+休憩
・累積標高:+1317,-251m
・歩行距離:8.59km
▪️2日目
七ツ石小屋(95)雲取山(15)雲取山荘(45)芋ノ木ドッケ(60)長沢山(100)酉谷山(95)三ツドッケ(85)東日原
・行動時間:8時間15分+休憩
・累積標高:+1497,-2470m
・歩行距離:26.5km
※()内単位:分
▪️アクセス
行き:奥多摩駅8:55 - 鴨沢9:29
帰り:東日原14:50 - 奥多摩駅15:16
共に西東京バス
- コース状況
- ・七ッ石山のトラバースルートは道幅狭く、片側崖なので凍結する時期は避けた方がよい。
・芋ノ木ドッケ手前、水松山トラバースルートが若干分かりづらい。
・長沢背稜は踏み跡は割とありますが人は少ないです。すれ違ったのは1人のみ。
▪️気温
9:30 鴨沢 15℃
13:00 七ッ石小屋 18℃
3:30 七ッ石小屋 7℃
6:20 雲取山 7℃
10:10 酉谷山 12℃
11:55 天目山 14℃
- 難易度
感想コメント
東京と埼玉の県堺である長沢背稜に行ってきました。長沢背稜は正式には雲取山〜棒ノ折山までなので今回は途中まで。久々のツェルト泊。
■1日目
久々に七ツ石小屋でテント泊したかったので1日目は鴨沢から七ッ石小屋までのショートコース。雲取山自体は何回も登っていますが、鴨沢から登ったのは今回が初めて。緩やかで登りやすく、気候もちょうど良く快適に歩けました。七ッ石小屋手前になると少し勾配がきつくなります。時間的には余裕があったので雲取山荘まで行って、2日目の行程を短くした方が良かったかもしれません。七ッ石山から雲取山方面の唐松の紅葉がとても綺麗です。じっとしてると弱いながらも風が冷たくて寒く、MILLET/THROUGH WARM HOODIEとウィンドシェルシャツを羽織って温度調整。七ッ石小屋に戻ります。受付したらなんと今日の予約は1人!久々のツェルトも場所は選び放題。昼寝をして、ビール飲んで。やっぱり時間を持て余しましたね。前回来たときはくっきり晴れていて富士山がしっかり見え夕方は空が真っ赤になりましたが、今回はあまり赤くならず。夜は月がちょっと明るめでしたがオリオン座が良く見えていました。
■2日目
3時過ぎに起床し、朝食食べてツェルト片付けてまだ真っ暗な4時30分過ぎに七ッ石小屋を出発。ヘッデンを頼りに七ッ石山のトラバースルートで進みます。結構道幅狭く、片側は断崖絶壁なので緊張します。なにやら光るものがと思ったら鹿の目でした。真っ暗な中出くわすとさすがにビックリしますね。小雲取山~雲取山でご来光をむかえました。富士山も見えていますが、気圧の谷の影響でちょっと雲は多め。雲取山、雲取山荘を過ぎて大ダワを過ぎて長沢背稜に入ります。芋ノ木ドッケへの登りが若干踏み跡不明瞭です。時折岩も出てきますが、基本的には歩きやすい道でトラバースが多いです。酉谷山への登りはなかなかきつく、トラバースするんだったかと思いました。石尾根もそうですが、山頂目指してその登りと下りが結構大変だったりします。高曇りなのと、微妙に風があるので②アクティブインサレーションはずっと着たままでした。
天目山(三ッドッケ)からは思ったより早く下山できているようで急げば13:15のバスに間に合う?!ちょっと急いだのですが結局間に合わず。。。結露で濡れたツェルトでも乾かしながら次のバスを待ちます。今回長沢背稜ですれ違ったのは1人だけでした。
紅葉は1400~1600m辺りが見ごろです!ツェルトなのと、バーナーは固形燃料にしたので食料・燃料等込みで10kg行かないくらいでした。最低気温は意外と下がらなかったので少し防寒着は減らせたかもしれません。たまにはツェルトで軽量にして歩くの良いですよ~♪
■レイヤリング&ギア
TOPS:
①icebreaker/U MERINO 150 LS POCKET TEE(150g/m2)
②MILLET/THROUGH WARM HOODIE
③THE NORTH FACE/ L/S Param Shirt(旧モデル)
④レインジャケット
⑤化繊インサレーションジャケット:就寝時
1日目歩き出し①③。七ッ石山山頂まで行動中は①のみ。七ッ石山山頂は風でちょっと寒かったので①②③。2日目歩き出し①②④。雲取山~天目山まで①②。天目山から下りは①のみ。
②MILLET/THROUGH WARM HOODIE
去年からクルーネックを愛用してますが、今年は色違いでフーディーモデルを購入。秋冬の低山だと周りに木も多く風の影響は少ないのでシェル素材のないアクティブインサレーションが便利。真夏は防寒着として、秋冬は行動着として重宝します。今回の2日目は高曇りで時々太陽が出てほんの少し風があるかくらいの気候。登りで体が熱くなることはあっても抜群の通気性で蒸れないので天目山からの下り以外はずっと着ていていて寒すぎず暑すぎずとても快適でした。
BOTTOMS:
①ソフトシェルのパンツ
②ファイントラック/エバーブレスフォトンパンツ
③OCTAのタイツ:就寝時
2日目朝のみ②着用。
GLOVES:
①ファイントラック/メリノスピングローブ
②AXESQUIN/W2P Light Shell Trigger Mitten
2日目歩き出しに①着用。
SHOES:LA SPORTIVA/TX4 MID GTX(旧カラー)
INSOLE:SUPERfeet/Trim Orange
SOCKS:Darntough/Hiker Micro Crew Midweight with Cushion
BACKPACK:45Lバックパック
CAMERA BAG:PAAGO WORKS/FOCUS M
TREKKING POLE:LEKI/BlackSeries Micro Vario Carbon(旧モデル)
HEAD LAMP:Petzl/ACTIK CORE & milestone/MS-G2
TENT:finetrack/ツェルト2ロング
SLEEPING BAG:NANGA/UDDBAG 300HD(旧モデル)
MAT:THERMAREST/NEOAIR UBER LITE S
SLEEPING BAG COVER:SOL/ESCAPE Bivvy
■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照
2023年10月24日12時
2023年10月25日9時
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。