立山縦走〜黒部平 剱沢キャンプ場でテント泊
- 投稿者
-
日下部 友哉
さいか屋横須賀店
- 日程
- 2024年09月26日 (木)~2024年09月27日 (金)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ曇り
- コースタイム
- ・1日目
室堂(40)雷鳥平(80)剱御前小屋(30)剱沢キャンプ場2511m
行動時間:2時間30分+休憩
累積標高:+559,-455m
歩行距離:5.5km
・2日目
剱沢キャンプ場(55)別山(40)真砂岳(50)大汝山(15)雄山(30)一ノ越(35)東一ノ越(75)黒部平
行動時間:5時間00分+休憩
累積標高:+707,-1413m
歩行距離:9.9km
- コース状況
- ・東一ノ越からの下り始めはザレ場。中盤は背丈の草木で前方が鬱陶しい。登山道は明瞭。
◾️気温
12:45 剱御前小屋 17℃
18:30 剱沢キャンプ場 13℃
6:00 剱沢キャンプ場 10℃
8:05 真砂岳 10℃
9:35 雄山 15℃
- 難易度
感想コメント
久々に立山でテント泊。
アルペンルートを乗り継ぎ、観光客の多い室堂を抜け雷鳥平へ。雷鳥坂で剱御前小屋へ上がります。ここ最近全然歩けていなかったのでテント泊装備が肩に重くのし掛かり、登りが辛くペースが上がりません。振り返れば雷鳥沢の紅葉が始まっています。もう少しと言ったところでしょうか。剱御前小屋に到着すると目の前に剱岳が!稜線はちょっと風があって肌寒く、岩に隠れつつシャツを羽織って一旦休憩。次第に剱岳に雲がかかってきてしまいました。剱沢キャンプ場に下りていきます。
久しぶりの剱沢キャンプ場でテント泊。ここは剱岳が目の前に見える素晴らしい景観が最高です。テント設営して、受付して剱沢小屋でビール買って、早めに夕食。夕方は雲が多く夕焼けは見れず。。。残念。早めに寝て、夜中に起きようと思います。夜12時くらいまでは星空が見えていたと思いましたが起ききれず、そのまままた寝袋に潜ってしまって写真はなし。。。夜は一時雨がパラつき、風は夜中から朝までありました。
朝も後立山連峰の稜線に雲がかかりご来光は拝めず。本当は裏剱に行こうと思っていたのですが、前線と熱帯低気圧が本州付近にあり3日目の天気が読めなかったのと微妙に体調が優れず。。。計画を練り直し立山縦走に切り替えます。
剱沢から別山に登り、一ノ越まで縦走。剱沢から別山まで少し急な登りですが風がまだ吹いていて寒いのでベースレイヤーに上に「MILLET/THROUGH WARM CREW」を着て、さらにレインジャケットを着ていました。こういうときに「MILLET/THROUGH WARM CREW」はヒートアップしすぎないので脱いだり着たりしなくて良いので最高ですね。別山南峰から真砂岳、富士ノ折立、雄山と縦走。西側はあまり雲がありませんが、東の後立山側は稜線が雲で覆われてしまいました。雷鳥平周辺は前日よりも色づきが増しましたかね。このレポートがアップされる頃には紅葉は見頃になっているじゃないでしょうか。さすがに雄山まで来ると人が多くなりますね。太陽も出て、風も弱くなってきたので雄山からの下りはベースレイヤーのみに。一瞬の晴れ間から五色ヶ原山荘が見えました。一ノ越に下って行きます。続々と登山者が登ってきますね。
一ノ越からは節約のため黒部平まで歩きます。前に1組歩いていますがさすがにこのルートを歩いている人は少ないですね。登ってくる人は少なく、すれ違ったのは3人のみ。東一ノ越まではトラバースですが歩き易い道。東一ノ越からの下り始めはザレているので注意。なかなかケーブルカー乗り場の黒部平は遠いですね。黒部ダム越の蓮華岳は雲の中。水は流れてませんでしたが沢を2つほど通過。段々と草木が背丈になってくるので目の前が鬱陶しく歩きづらいです。ロープウェイを下から見上げ、ロープウェイの発車音が近づいてきてやっと黒部平に到着。
結果的には28日(土)の天気はそんなに崩れなかったみたいなので行けたな〜と思いつつ、10月にもう一度行けるか、近々リベンジしたいところです。
■装備
-レイヤリング-
トップス:
①メリノ混紡スリーブレス
②メリノ混紡フーディ
③THE NORTH FACE/ L/S Param Shirt(旧モデル)
④MILLET/THROUGH WARM CREW
⑤Rab/Phantom Pull-On
⑥化繊インサレーション
1日目歩き出し①②。稜線は風があって少し寒かったので①②③。テント場周辺では①②④⑥。2日目歩き出し〜大汝山辺りまで①②④⑤。その後は①②③。一ノ越からの下りは①②のみ。
ボトム:
①ソフトシェルのパンツ
②ファイントラック/エバーブレスフォトンパンツ
③OCTAのタイツ:就寝時
グローブ:
①ファイントラック/メリノスピングローブ
②AXESQUIN/W2P Light Shell Trigger Mitten
2日目歩き出しに①②着用。稜線歩きは①を付けていることが多かった。
-ギア-
シューズ:LA SPORTIVA/TX4 MID GTX(旧モデル)
インソール:NWPL/Life OTC
ソックス:Darntough/Hiker Micro Crew Midweight with Cushion
バックパック:45Lバックパック
カメラバッグ:PAAGO WORKS/FOCUS M
トレッキングポール:LEKI/BlackSeries Micro Vario Carbon(旧モデル)
ヘッドライト:Petzl/ACTIK CORE & milestone/MS-G2
サングラス:SOLAIZ/SLD-003 OUTDOOR
テント:1kg以下の軽量ダブルウォール
マット:THERMAREST/NEOAIR UBER LITE S & evernew/FP mat 100
シュラフ:Nanga/UDD 300 HD(旧モデル)
シュラフカバー:SOL/ESCAPE Bivvy
バーナー:SOTO/WINDMASTER SOD-310
ウォーターストレージ:EVERNEW/Water Bag 2L
その他ファーストエイド&エマージェンシーキット、モバイルバッテリー、etc
■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照
2024年9月26日12時
2024年9月27日9時
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。