鹿児島県 遠征③ 開聞岳(薩摩富士・924m) ~頂上からの景色が見たくて~
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2014年06月13日 (金)~2014年06月13日 (金)
- メンバー
- 福岡パルコ店 酒井
- 天候
- 晴れ時々曇りのち山頂ガス
- コースタイム
- ふれあい公園<40分>五合目<60分>山頂<50分>五合目<35分>ふれあい公園
- コース状況
- 2合目から4合目間は火山礫で滑りやすくなっています。浮石等に乗らないよう注意が必要。
8合目からは苔岩があります。滑らないよう注意。
念のため収納すると手の平サイズのウィンドブレーカーがあると重宝します。
山の中では水が入手できないので登山口で用意を忘れずに。
- 難易度
-
感想コメント
前日屋久島から高速船で鹿児島本港に入り、鹿児島中央で一泊。翌日、高速バスの出発時間を夕方に予約し、朝一からレンタカーで“開聞岳”に向かった。
残念ながら“宮之浦岳”での展望はなかったからここでリベンジマッチ。出発前から雨が降っていた屋久島とは違い、今日は晴れている。密かに「これなら楽勝だな」と思っていた。
レンタカーに荷物を積んで、出発。行きは高速を使用せずに国道226号をひたすら南下。途中、県道い入り、イッシー伝説で有名な日本第4位の“池田湖”を通過。指宿枕崎線の線路を直進しすると登山口の“開聞山麓ふれあい公園”に到着。
サブバックに昼食や行動食、水を放り込み、まずはビジターセンターに向かう。トイレを済ませ、登山者名簿に記帳。階段を下りて、芝生のグラウンドを横切る。ここから見上げる開聞岳は標高が1000メートル以下の山とは思えないほど大きく見える。なにより山頂が晴れていることが嬉しい。
スタートは“2合目”から。傾斜はそんなに急ではないが、火山礫が露出しているので歩きにくい。浮石に乗らないように慎重に足を置く。“3合目”“4合目”と順調に通過。“5合目”はウッドデッキで“長崎鼻”方面の展望がとてもよかった。山頂まであと2キロ。さて、先に進もう。
登るにつれ、岩が出てくる。“6合目”を過ぎ、“7合目”を通過するとさっきまでの明るさが無くなっていることに気が付いた。山頂付近が雲の中にあるのか、視界が開けた場所でも展望がまるでない。ムムムッ。「いやいや落ち着け。山頂が晴れていればそれでいいじゃないか」と自分に言い聞かせ、“仙人洞”でお願いする。晴れてぇ~!!!
“8合目”を過ぎると、大きな岩を登る個所もあり、補助としロープも設置されている。それにしても登れば登るほど、ガスってくるし肌寒くなるしで、一向に晴れる気配がない。晴れろぉ~!!!!
“9合目”から山頂までは400メートル。ここまで来ると樹木が低くなり、視界も開けるのだが・・・。木製のしっかりとした梯子を登り、奥宮の御岳神社で参拝をして、いざ山頂へ。
やっぱりね。途中からそうじゃないかなぁなんて予感はあったけど、念力も空しく“開聞岳”山頂はものの見事に雲の中。風も強くウィンドブレーカーを着る始末。しょうがない。こんな時もある。昼食として持ってきたおにぎりを食べて、写真を撮り、長居は無用とばかりに下山開始。
“5合目”まで下りてくると雲からでたのか、空の明るさも戻り景色を見ることができた。登山口の“2合目”に着き、行きと同じようにグラウンドから見上げたら、やっぱり山頂は雲の中だった。
結果、今回の山行で山頂からの展望はゼロ~。次回に乞うご期待だ。
何はともあれ、これにて予定していた“鹿児島遠征”は無事に終了~。お疲れ様でした。
さて、次はどこへ行こう・・・。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。