近畿百名山 鈴鹿・仙ヶ岳
- 投稿者
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本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2016年02月22日 (月)~2016年02月22日 (月)
- メンバー
- なんば店 本田康之
他1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 大堰堤駐車地(25分)林道終点(49分)南尾根取付鞍部(2分)滝谷不動明王(1分)南尾根取付鞍部(23分)5峰(39分)仙ノ石(5分)東峰(10分)仙ヶ岳(5分)白谷分岐(76分)御所谷分岐(19分)二段梯子(20分)山の神(22分)大堰堤駐車地
- コース状況
- アプローチ
・マイカーは亀山インターから国道1号バイパス羽若町から県道302号で石水渓方面へ、新名神の高架下あたりに仙ヶ岳登山口バス停で、ここから石谷川林道を進みます
・公共交通機関はJR亀山駅より池山西まで亀山市自主運営バスが平日のみ4便あります
①石谷川林道は舗装路で、大堰堤横に駐車スペースがある(ここから先は車両通行止め)
②大堰堤横から先の林道は荒れていて、斜面が崩れそう
③林道終点からしばらくで営林署小屋跡だが、跡形もない
④南尾根取付まではイタハシ谷沿いに源流まで歩きますが、最後は急なガレ場です
⑤滝谷不動明王は南尾根取付からすぐだが、岩峰上に行くには鉄梯子を登ります
⑥南尾根は小ピークの連続で岩場に通過や残置ロープの通過があります
⑦仙ノ石は休憩にはもってこいの広めの場所で眺望もいい
⑧仙ノ石から西峰の尾根はやや痩せた尾根です
⑨仙ノ石から東峰はすぐです
⑩白谷下降点からはしばらく急坂で、途中からガレ場混じりの沢を下ります
⑪白谷の水流が流れ出すと、左右に沢を行き来しますので、マーキングに従います
⑫堰堤が1か所出てきます
⑬下部に左右の梯子があり、梯子で一旦河原に降り、横の梯子で登ります(崩壊で直進できないため)
⑭その先で鎖場や朽ちた木の橋が3か所出てきますが、内2カ所の橋は危なく、下を通ったほうがいい
⑮立ち寄り湯は亀山温泉しらとりの湯が150円(10:00~20:00 火曜休み)
- 難易度
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感想コメント
仙ヶ岳(せんがたけ・961m)は近畿百名山の一つで、鈴鹿でも三重県最南部に当たります。東西の双子峰で北側から見ると、秀峰さが伺えます。三重県側の東峰近くにこの山の由来とされる仙ノ石と呼ばれる奇岩があり、この山の風景を代表しています。
仙ヶ岳にはいろいろなコースがあり、その中から御在所岳の中尾根のような風景が続く南尾根⇒渓谷沿いの白谷を選びましたが、行きも帰りも手ごたえのあるコースで、特に下りの白谷は思ったより長く、ガレ場歩きにくたびれ、登りに使うとしんどいだろうなと感じました。南尾根はこれまた尾根に出るまでの沢歩きに疲れますが、尾根に入ると、伊勢湾を背にして歩けるすばらしい風景は山らしく、出番を待つイワカガミの葉っぱがたくさんありましたので、春先はきれいだろうなと予想がつきます。
本来は隣の御所平の平原を見てみたいという気持ちや鬼ヶ牙をからめたいという気持ちがあるものの、この後に入道ヶ岳に行く予定があるので、このコースとしましたが、仙ヶ岳の方がメインになる感じで時間がかかりました。雪は全く期待せずに登りにきましたが、仙ヶ岳頂上から見る御在所岳や鎌ヶ岳には全く雪はなく、遠くに見える綿向山や雨乞岳には霧氷がついている感じでした。頂上で会った方によると、数日前には雪があったとのことですから、予想通り先日の雨で溶けたのでしょう。
機会があれば北側から鹿島槍のような双子峰である仙ヶ岳を眺めてみたい気持ちになりました。
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