武蔵五日市 伝名沢・三郎ノ岩道窪 25m大滝で遊ぶ

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年03月13日 (日)~2016年03月13日 (日)
メンバー
天候
曇り
コースタイム
伝名橋駐車スペース(30分)三郎ノ岩道窪出合(15分)25m大滝下(120分)大滝上部(30分)大滝上(30分)大滝下(45分)伝名沢駐車スペース
コース状況
アプローチは途中まで伝名沢沿いに踏み跡があるので、それを辿って行きます。一番奥にある堰堤がクライミングになります。ロープは不要でしたが、帰りは懸垂下降しました。三郎ノ岩道窪に入渓すると、チョックストーン3m滝があります。ここは右を登れます。帰りは懸垂しました。

25m大滝はホールドが豊富そうに見えますが、実際は水苔が付いていて滑りやすく、結構辛い登攀になりました。リードの人は特に注意してください。また、まだ岩が冷たくて手が動きづらくなってしまいました。ネオプレンの手袋があった方が良かったです。

大滝下部は残置が数か所ありますが、数は少なめです。上に行くに連れて無くなります。下部をクリアするとテラスになり、そこでピッチを切ってビレイできます。ビレイポイントは木が使えます。

上部は水しぶきを被ります。特にビレイヤーは常に水を浴びるので、寒い場合は雨具を着用してください。上部は残置が無く、岩ももろいので木に中間支点を取りながら、左から巻くようにして登れます。
難易度
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感想コメント

今回は盆掘川支流の伝名沢・三郎ノ岩道窪に行ってきました。三郎ノ岩道窪は先週行った棡葉窪の近くで、同じ盆掘川の支流になります。この辺りの沢は家から近いので良く訪れますが、三郎ノ岩道窪にある25m大滝は直登したことが無かったので挑戦することにしました。

今回は大滝の登攀のみを目的にしたので、沢を最後まで詰めませんでした。25m大滝は岩がもろく、水苔で滑りやすいので苦労しました。またホールドも豊富そうに見えますが、意外とホールドは少ないです。滑ってしまい、手に怪我をしましたが、楽しめました。

フォトギャラリー

岩が冷たくて苦労しました。

装備を整えて出発!

伝名沢入渓点は開けています。

しばらくは沢沿いの踏み跡を辿ります。

堰堤が幾つかあります。

石積み堰堤が美しい。

この堰堤は右から登りました。

三郎ノ岩道窪の出合。ここからゴルジュ。

4mCS滝は左から登ります。

25m大滝に到着しました。さっそくリードで上部の支点を目指します。

25m大滝は下部と上部に分かれています。この日は気温が低く、岩が冷たかったので、手が動きづらくなってしまいました。

ホールドや足場が豊富そうに見えますが、滑っていて難しかったです。

トップロープをセットして後続がトライします。

岩がもろく、残置も少なめです。

もう少しで抜けれそうです。

下部をクリアし、上部を偵察。水しぶきが凄いので雨具を着用しました。

左から直登を試みますが、残置が少ないうえ岩がもろいのであきらめました。結局、さらに左から巻き気味に滝の上部へと抜けました。

終了後に一枚。

帰りは来た道を引き返します。途中2回懸垂しました。

無事下山しました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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