残雪期の至仏山、尾瀬ヶ原

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投稿者
細内 勇輔
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日程
2018年04月25日 (水)~2018年04月26日 (木)
メンバー
友人2名
天候
雨→晴れ
コースタイム
鳩待峠(60分)→至仏山荘(テント一泊)→至仏山荘(180分)→至仏山山頂(20分)→小至仏山山頂(90分)→鳩待峠
コース状況
登山前日の雨の影響もあり、雪は緩く山頂付近もパウダースノーではありませんでした。
暖冬だったため例年より1週間早いくらいのコンディションだったようです。
そのためかアイゼンもピッケルも必要ない状態でした。
難易度
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感想コメント

残雪期の尾瀬に行けると思っていませんでしたが、植生保護のための入山規制と混雑回避の交通規制の隙間のみ、鳩待峠まで車で行けます。
4月末からGW終わりまでが期間のようですが、山の状況によって前後するので時期が近づいたら観光協会などに確認してから行くと良いでしょう。

またテント泊した山の鼻地区にはいくつかの山小屋があります。
今回お世話になった至仏山荘は、山小屋というよりまるでホテルのような清潔さと快適さがあり、スタッフの方も大変親切で山の情報をたくさんくれます。
機会があればぜひ遊びに行ってみてください。
生ビールも飲めます笑

今年は大人の事情で例年より1週間早く小屋開けしたそうです。
ここも年によってタイミングが変わる可能性がありますので、事前に確認したほうが良いです。

今年は融雪が早く、アカシボ現象や洪水の尾瀬ヶ原が見れました。
雪で木道が見えないところがほとんどですが、雪庇状に雪が木道に載っているところや雪の下に雪解け水が流れていて抜けるところがあります。
植生保護のためにも自身の身体のためにも十分に注意して歩いてください。

晴天なら特に迷うところはないです。下りもテープがあるので、迷うことはないと思いますが、荒天だと話は別です。いくつか違う沢に下りそうなところはありますので、ビバークセットは持っていった方が絶対にいいです。

登山客よりスキーヤー・ボーダーが圧倒的に多く、コースによってはすぐ近くを滑ります。
トラブルにならないようにお互い気を使いましょう。

尾瀬といえば水芭蕉。場所によっては早咲きしてました。
雪と水芭蕉のコラボレーションも乙なものでしたが、香るほどにはやはりまだまだ先ですね。

フォトギャラリー

雪庇状態

尾瀬ヶ原の木道脇。クラックが走ってます。

キャンプ飯は豪華なすき焼きでした。

わかりにくいですが、ここまで増水してる尾瀬は珍しいそうです。

テント場は独り占め。天気が悪いからかな。

抜けそうになくても抜けるところあります。ご注意を。

山頂までもう少し。

稜線を上がれば山頂。気持ちいいです。

燧ケ岳も綺麗に見えました。

無事到着です。意外と人が多かったです。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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