トレースのない銀杏峰~福井県

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投稿者
酒井 健
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日程
2019年02月13日 (水)~
メンバー
天候
曇り
コースタイム
登山口<90分>仁王の松<50分>前山<80分>山頂直前敗退地点<30分>前山<100分>登山口
コース状況
仁王の松を過ぎたあたりから雪が深くなりワカン装着。
さらにトレースがなくリボンも少ないためルートの見極めに苦戦する。
前山から全くルートが読めなくなりYMAPを頼りになんとかリカバリーする。
難易度
Google Map
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感想コメント

今シーズン初の雪山だ。
目指すは福井県の銀杏峰(げなんぽ)。名松新道を進む。
スタートしていきなりの急登。今日はそのままあがれたが気温が下がって凍っていたらアイゼンがないと滑りそうだ。だんだんと雪が深くなってくるがしばらくはツボ足で登る。目印の羽衣の松、見返りの松、仁王の松を過ぎるといよいよトレースらしきものがなくなる。雪もさらに深くなりワカン装着。ピンクリボンを頼りに進むがリボン設置数も少なめ。まぁどこでも歩けるといえば歩けるのが雪山。正規ルートじゃないだろうなぁ、、と思いつつ慎重に進む。選んだルートがかなりの急登だったので妻はバテ気味のようだ(すまんすまん)。なんとかルート復帰をするとすぐ視界の開けた前山に到着した。

一瞬モヤが取れ銀杏峰の山頂らしきものがが見える。

が、ここからがキモだった。全くのノートレースにさっぱりルートがわからない。夏に登ったこともないので検討もつかない。進んでは戻り、別の道を進んでは戻り。しかし目印のテープはまったく見つからない。よもや敗退か?というところで妻がYMAPを起動。今まで実際に使ったことはなかったということだが使ってみたらいや便利。地図上、今どこにいるのか、どこに向かって歩いているのか判明したのだった(苦笑)

文明の力を借りて山頂を目指す。雪はどんどん深くなり霧氷もびっしり。踏み抜いて滑落しないよう注意して急登をゼイゼイと登る。そして開けた山頂に飛び出す!が、目の前はホワイトアウト。このひらったい場所の先に山頂は鎮座していると思われるが完全にホワイトアウト。踏み痕がないのでさっぱりわからない。よってここを山頂とする!(笑)

さっ、時間も押しているのでさっさと下山開始。
ところが、、、かなり久しぶりの登山。なまっているカラダで雪深きノートレースを登ってきたからか足が悲鳴をあげ始めた。ヤバイ、つる。足がつる。痛い、痛い、まじ痛い(泣)
漢方飲んで、塩も食べて、お水もたくさん飲んで、、、とにかくだましだまし下山した。(よってコースタイムはかなり時間かかってます)

どんなに低い山でも、時間が短くとも、とにかく登っている事は大事です、ハイ。

フォトギャラリー

登山口。駐車場には私たちの車のみ。

寒くてもこんこんと出る水場

次第に雪深く、、

目印の見返りの松

ほぼノートレース。どこだ?

ついにワカン装着

道なき道を進む

飛び出した先は前山

少し青空が覗く

痛そうなくらいトゲトゲ

キツイっっ

そろそろ山頂か?

真っ白だーーーーっ 今日はここが山頂ということで。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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