歴史国道「北陸道」(砺波山)~たまにはこんなハイキング

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投稿者
酒井 健
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日程
2019年02月25日 (月)~
メンバー
単独
天候
晴れ
コースタイム
道の駅 倶利伽羅源平の郷<40分>龍ヶ峰城跡<35分>倶利伽羅不動寺<50分>長坂登り口<25分>埴生護国八幡宮<25分>石動駅
コース状況
良好
階段の設置されていた山道は階段がかなり苔むしているので滑らないように注意が必要。
歩く人があまりおらず「クマに注意」とか「ハチに注意」という看板にビビリました。途中クマ対策なのか大きな音を鳴らすためのドラム缶なんかあったりして。熊鈴があってもよかったかもしれません。
難易度
Google Map
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感想コメント

今日はいつもと違った感じで。

石川県と富山県にまたがる倶利伽羅峠は源氏と平家が覇権をかけて戦った場所。そんな昔に思いをはせながら歩くことができる歴史国道なるものに行ってきました。
スタートは道の駅「倶利伽羅源平の郷」。ここには売店があって新鮮な野菜はもちろん甘いものも売っているのでおやつなんかを仕入れていくのもいいかもしれませんね。

歴史国道の大きな看板をスタートに道路を進むと電信柱に小さな看板が。この看板がまめに設置されているので住宅街を進むルートでも迷う心配はありません。しばらくしてルートは山道へ。結構な急登の階段が続きます。一旦アスファルト道に出てまたすぐ向かいの山道に入りますが、ここにも立派な看板が設置されています。さらに進むと視界が開け里山の展望が広がり気持ちいい。途中「一騎打跡」「道番人屋敷跡」などなど歴史に関する立派な案内板もありました。龍ヶ峰城跡からは車道をひたすら歩きます。途中の集落に人々の暮らしを垣間見ながら「倶利伽羅不動寺」に到着。ここは日本三不動のひとつで倶利伽羅不動明王が奉安されています。ここでは毎日ご祈祷と護摩法が行われています。私も御朱印をいただき護摩木を納め(護摩法の時間ではなかったので納めただけですが)ご祈祷を聞いてきました。そんな道草をしてから歴史国道に戻ります。すぐに倶利伽羅展望台に着きました。ここからは医王山や大門山など石川の里山からなんとはるか遠くに薬師岳や黒部五郎岳も見える!らしいのですが残念ながら今日はモヤっていて見えませんでした。
展望が良くて日当たりも良くぽかぽかして気持ちいいこの場所でランチタイム。

そしてこの展望台横が倶利伽羅古戦場あと。信濃国で兵を挙げた木曾義仲とそれを迎え撃つため北上した平維盛が倶利伽羅合戦を繰り広げた場所です。春には八重桜が咲き乱れるそうです。ここから富山県の小矢部市に入り歴史国道「倶利伽羅越え いにしえの街道」となります。市町村がまたがっているので案内板もパンフレットも別々な感じがなんとも、、、
ここから長坂道登り口までは山道となり階段状の長い下り坂。途中に砺波山山頂があります。一応登山(笑)
長坂道登り口からは終点の石動駅まで車道歩きとなります。途中で木曾義仲が戦勝を祈願したことで有名な埴生護国八幡宮に立ち寄りお参り。石動駅からあいの風とやま鉄道で一駅、倶利伽羅駅まで戻りまたまた車道を30分。ようやくスタートの道の駅に戻ってきました。
最後に倶利伽羅不動寺鳳凰殿に立ち寄り今回の山歩き(?)は終了。

登山、ハイキング、散策、いろんなテーマでいろんな“歩き”を楽しみたいですね。

フォトギャラリー

ここからスタート

立派な案内板

地味にキツイ登り コケ多し

突然現れたオブジェ

歴史の名所案内

今日歩く全体像がやっとわかる

山歩き半分 車道歩き半分

場所によっていろんな形の案内板

倶利伽羅不動寺です ぜひ中へ入ってみて下さい

展望台からの眺め

五百頭の牛の角に松明をつけ夜陰に乗じ平家めがけて突入したという有名な「火牛の計」作戦 でも火牛は雪対策でお休み中

小矢部市に入ると道の名前が変わる、、、

山頂 砺波山(笑)

ひたすら続く階段の下り

埴生護国八幡宮

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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