名古屋近郊の山⑫　天下峯と石仏巡り

天下峯（てんがみね・360ｍ）といえば、豊田のボルダーエリアですが、今回は里山登りです。
徳川家康の祖先、松平親氏がこの山頂で天下泰平を祈願したとの伝承があります。
また全山、巨岩が露出していて、ボルダーエリアになっているだけでなく、西側の山腹にはその岩場に沿って八八体の石仏が安置されていて、弘法山とも呼ばれています。
この山のコースとしては東海の昇仙峡とも呼ばれる王滝渓谷とセットで登る人が多いですが、今日は車で来ているので古美山園地からのショートカットコースで済ましました。注意点としては古美山園地から天下峯へ美しき四季という道標がありますが、実はこれは登山口まで道標です。他には卯の道（松平観光自然歩道の一部）という木の看板もあり、比較的わかりやすいです。天下峯へは
ボルダーをぐるっと回りながらの登山道が続き、ほどなく山頂に建てます。登山口から左の方に進むと弘法堂からの石仏コースになりますが、私は山頂から逆コースを下って途中、少しだけ歩いて見ましたが、すごいところに地蔵さんが安置されていてびっくりです。この石仏コースは一筆書きになっていますので、ぐるっと一周するのもよいでしょう。