残雪の将棊頭山 桂小場から
- 投稿者
-
髙松 渉
広島紙屋町店
- 日程
- 2022年05月18日 (水)~2022年05月18日 (水)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 桂小場→110分→大樽避難小屋→120分→将棊頭山→80分→大樽避難小屋→60分→桂小場
- コース状況
- ※5/18時点道路補修工事中
小黒川渓谷キャンプ場辺りから1キロ程の林道歩きが必要
桂小場〜大樽避難小屋
雪もなくなだらかでとても歩きやすい登山道。
20分でぶどうの泉、60分で野田場の水場あり
大樽避難小屋〜将棊頭山
避難小屋を越えて胸突き八丁の看板辺りから登山道に雪が出始めました。
この辺りから勾配も急になっていきます。10本爪以上のアイゼン推奨。
所々雪から露出した木の枝や石が邪魔、前半と変わって歩きにくかったです。
稜線に出ると、夏道と冬道の分岐。
夏道はまだ雪が残ってそうなトラバースルートなので、雪が無い冬道を通過。
大樽避難小屋は便袋式のトイレあり
西駒山荘は冬季閉鎖中
- 難易度
-
感想コメント
中央アルプスの将棊頭山に登ってきました。
将棊頭山は木曽駒ヶ岳の北東に位置する標高2,730mの山です。
〇〇名山などにはなっていないややマイナーな山ですが
駒ヶ岳ロープウェイの運行開始前までは木曽駒ヶ岳へのメインルートとしてよく歩かれていたそうです。
朝5時30分に車を停め、小黒川キャンプ場のそばにある「延命水」で水を汲んでから登山スタート!
序盤は歩きやすい道が続くので調子よく歩いていきます。
しかし、さすがに残雪期の高山なだけあって標高を上げていくと
だんだんと雪と急登が…
長い雪道を苦しみながら進んでいくと標高2,500mほどで
ようやく樹林帯を抜けて見晴らしの良い稜線に!
まず目に飛び込んでくるのが木曽駒ケ岳から宝剣岳にかけての姿。
残雪期らしい雪のまだら模様がいい感じです。
西には御嶽山の堂々たる山容、東側には南アルプスの稜線
特に昨年登った甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳がよく見えました。
今回は日帰りでの登山にしましたが、標高差1,700mもあるので
西駒山荘が営業している夏なら小屋泊でもよさそう。
将棊頭山から木曽駒ケ岳までは2時間ほどで縦走できるそうなので
時間と体力に余裕があれば駒ヶ岳まで足を伸ばしてみたいですね。
それなりにハードではありましたが危険な場所も特には無く、
展望の良さもあってよい山行でした。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。