残雪期晴れの唐松岳
- 投稿者
-
日下部 友哉
横浜西口店
- 日程
- 2021年03月11日 (木)~2021年03月11日 (木)
- メンバー
- 他1人
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 八方池山荘(40)八方池(140)唐松岳(55)八方池(30)八方池山荘※()内単位:分
行動時間:4時間25分+休憩
累積獲得標高:約970m
歩行距離:9.3km
- コース状況
- 標高2400m以上は冷たい強風でした。
広い尾根なので視界不良時は注意。
▪気温
9:30 八方池山荘 5℃
12:30 唐松岳山頂 0℃
14:30 八方池山荘 10℃
- 難易度
感想コメント
残雪期唐松岳。
ようやく冬の唐松岳へ。先シーズンにも登ろうとしたんですが、そのときは晴れ予報でしたが二つ玉低気圧のせいで息もしにくいほどの爆風で八方池山荘から進めずでした。何年か前には4月に来たことはありますが、冬の間に登りたいと思いつつ結局3月になってしまいました。天気図は本州がばっちり高気圧に覆われ全国的に晴れ予報。ってことでこのタイミングを逃すわけにはいかないとリベンジに行ってきました。
八方尾根スキー場のゴンドラアダム、アルペンクワッド、グラートクワッドを乗り継いで八方池山荘へ。途中でアイゼン出すのも面倒なので始めから付けて歩き出します。八方池山荘付近では風はあまりなく、気温も高めだったのでシェルは着ずに、グローブはウィンドストッパーでスタート。
右手には白馬三山、不帰キレット、左手には鹿島槍ヶ岳、五竜岳がよく見えます。なかなかの人の数が尾根に。バックカントリースキーヤー&スノーボーダーもいますね。まずは八方池を目指します。風もなく気温高めで、序盤で暑くなってきてしまったのでミドルレイヤーも脱いで、ベースレイヤーだけに。手袋もしていられない、ニット帽も被っていられないくらい。キャップを持ってくるべきでした。八方池は当たり前ですが雪の中。八方池から少し過ぎた木々があるところに雪のブロックが積んでありました。天候が安定していたらテント泊するのも良いですよね。
八方池から丸山ケルンにかけては少し斜度がきつくなってきて足が前に進みません。標高が上がってきて丸山ケルン近くになると風が出てきたのでベースレイヤーの上にハードシェルを着用。
冷たい風が強く手先が冷えてきてしまったので唐松岳頂上山荘に出る前の少し風の弱いところで厚手のグローブ装着して、念のためピッケルを。ピッケルとストックの2本使いという邪道スタイルで(笑)尾根を登り切ると目の前に立山・剱岳!右手に唐松岳。左手に五竜岳。ちょっと霞んでいますが絶景ですね、やっとこの景色が見れました♪そして唐松岳に登って、不帰キレットと白馬三山の景色。不帰キレットはなんだかんだでまだ歩けてないので夏~秋にかけて歩きたいところ。
名残惜しいですが、下山します。少し標高を下げると風が弱くなり、八方池の上を歩いて日焼け止めは塗っていましたが顔がかなり焼けてしまいました。メッシュキャップやネックゲイターが必要でした。
▪レイヤリング
上半身
①ポーラテックパワーウール
②ポーラテックアルファダイレクト※ほぼ最初だけ
③アルパインジャケット
下半身
①メリノ150タイツ
②アルパインパンツ
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。