九州を代表する名山・英彦山へ、紅葉を楽しみに出掛けました。ここは日本三大修験場として栄えた霊山で、日本を代表する山岳宗教の霊山として知られています。
英彦山神社下から旅館やお土産物屋さんを抜けると、銅の鳥居から登ってきた急な石段が続きます。左右に坊跡を見ながら杉の木立を登ると奉幣殿に到着しました。森閑とした広場には、樹齢800年の泉蔵坊杉がありましたが、平成3年の台風で倒壊し、根元の幹だけが残されていました。
本堂の鳥居をくぐり、石碑の前を登っていくと、尾根伝いでクサリ場や山伏の身を清めた宿の谷に出ます。再びクサリ場を登り、平坦な道を進むと、左側に藤原恒雄が建立した中津宮にたどり着きました。