大きなヒノキや木々のトンネルの中を歩き、山頂へと進んでいきます。山頂に近づくにつれだんだん雲行きが怪しく、霧が出てきてあたりは真っ白に。風も強くなり肌寒くなってきました。レインウェアを着込み、標高1955メートルの頂上へと挑みます。
このあたり一帯は剣山国定公園に指定され、山頂付近にある「剣山御神水」は名水百選にも選ばれているそうです。周辺の登山道は木道化され、山頂は「平家の馬場」と呼ばれていて、ヤマクマザサを中心とする平坦な草原となっていて独特な風景が広がっています。休憩できる板間のスペースが所々にあるので、お天気が良ければのんびりと美しい展望を楽しむことができますが、今回は残念ながら山頂は真っ白で何も見えません。でも仲間が作ってくれたキムチ鍋がとにかくおいしく、心も体の大満足!ほっかほかに温もって、癒されました。