尾根づたいにアップダウンを繰り返していくと森林限界になり、草付やササの原となってきます。ガレ場を左に登ると肩の小屋に。ここから谷川岳の山頂・トマの耳まではササの中を歩いて5分くらいで到着!
谷川岳の山頂は、トマの耳とオキの耳の2つのピークをもつ双耳峰です。上越線の後閑方向から見ると、動物の耳の形に見えることから「耳2つ」と呼ばれているのだとか。このトマの耳からは、360度のパノラマ展望が満喫できます。北には朝日岳、清水峠、巻機山、西には苗場山、万太郎山、三国峠と続く上越の山々が美しく連なっていました。
次にもう一方のオキの耳まで足をのばします。トマの耳とオキの耳の間の岩稜は、高山植物の宝庫です。夏には、ホソバヒネウスユキソウやイブキジャコウソウなどが見られるのだとか。残念ながらまだ少し時期が早かったらしく、出会うことはできませんでした。