兵庫県の最高峰1509.6メートルの氷ノ山へ、紅葉を楽しもうと友人とふたりで出掛けました。この辺りはブナの天然木が残っていて、スキー場としても知られています。また、ツキノワグマや絶滅危惧種のイヌワシの野鳥たちも周辺で確認されているのだとか。四季を通じて自然豊かな表情で魅せられる氷ノ山、その中でも見頃を迎えた錦秋を満喫しようとまずは東尾根登山口駐車場からスタート、福定親水公園までは舗装路を歩きます。ここが氷ノ山の登山口で、登山家・多田繁次を顕彰した多田ケルンを右にみながら登山道に入っていきました。落差65メートルの布滝を眺めながら遊歩道を右に行くと急登となり、その後いったん平坦な道に出ると地蔵堂に到着。ここには地蔵尊も置かれ、かつて若桜但馬を結ぶ御伊勢参りの峠として多くの参拝者が越えていたそうです。