秩父湖から日帰り 和名倉山 日本二百名山

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投稿者
家田 森
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日程
2015年08月10日 (月)~2015年08月10日 (月)
メンバー
家田(単独)
天候
晴れのち曇り
コースタイム
秩父湖畔埼大山寮(2:00)反射板跡地(0:40)造林小屋跡(2:00)北ノタル(0:15)二瀬分岐(0:15)和名倉山(0:20)二瀬分岐(1:30)東仙波(1:20)山ノ神土(1:00)三ノ瀬

実動時間:9時間20分
コース状況
○秩父湖畔:道の整備はされていないので、崩落や切り立った道の狭いところがある。暗い中は歩きたくない感じだったので、ピストンにせず、その意味では正解。
○~反射板跡地:樹林帯の中の急登。あちこちで造林の作業跡が見られ、印に惑わされぬよう。道はしっかり付いている。
○~造林小屋跡:森林軌道跡を歩くため歩きやすい。トラバース道で高度は稼げないが、距離は稼げる。
○~北ノタル:水場の沢を詰めて二瀬尾根に出る。尾根上はスズタケが多いが踏み跡はしっかりしている。
○二瀬分岐付近:広く平坦な樹林帯なので、踏み跡はしっかりしているが、地形が読みづらい。分岐の道標は分かりやすい。

 以上、一般道ではない整備のされていない道なので、やはり地図を自分で読めない人は入るべきではないルートであろう。だが、踏み跡ははっきりしているし、道標・テープも多く、また藪漕ぎをするような藪の箇所はなかった。だが標高差1500mあり、エスケープルートもとれないので、中級以上と判断する。
 
難易度
Google Map
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感想コメント

 何度か計画したものの、子供の発熱等で何度か流れてしまった和名倉山。ようやく満を持して臨んだ分、気持ちを相当乗っけることができたので、このルートをクリアできたんだと思う。本来は一泊するコースだろうし、展望のない道をひたすら1500m、しかも日の短い季節では難しいので暑い中登るという、自分でも何度「バカか?」と思いながら、でも登って良かったなぁ、と。
 学生時代は激藪大好きの藪屋だった自分にとり、スカ藪だった今回はその意味では拍子抜けではあったものの、藪が濃かったらまずあっさり敗退していたであろうし、良かったのだろう。それはそれで楽しかろうが。
 下山時間が読めなかったこともあり、下山地のタクシーを予約しておかなかったのだが、大失敗。携帯電波が入らなくても、下山地に民宿があるからそこで電話を借りれば…とアテにしていところ、その民宿が閉まっていて。周りには他に施設らしいものもなく、最寄りの塩山駅までタクシーで1時間…。10時間行動の後、1時間以上また歩くことになるという思わぬ追加が入ったことは、また別のお話。

フォトギャラリー

秩父湖のつり橋を渡り、スタート。まず正面の尾根を直登、左へ進んでいく…楽しい登りが待っていそうだ。

登山口は埼玉大学秩父山寮脇。

雑木林を行く。恐らく埼玉県側の人が付けたと思われる比較的新しい道標がいくつか付けられていた。

ここで、正面の赤テープに誘われ、足元の「行くな」サインを見落とし、15分程道を迷う。営林署の印もそこらじゅうにあるので注意。

もう騙されないぞ。ここもまっすく行きたいところだが、右手の赤テープの方へ。

急登にあえぎ、ようやく反射板跡地。展望はわずかだが気持ちの良い休憩地。

森林軌道跡を歩く。その分この部分はアップダウンのない平坦な道で距離を稼ぐことが出来る。

途中で見かけたトロッコの残骸。

造林小屋跡。おしなべて展望は無い。

造林小屋跡から5分とかからず水場。水量十分、比較的冷たくておいしい。

水場の沢を詰めて二瀬尾根にのる。尾根上はスズタケの生い茂る道。踏み跡はしっかり付いている。

スズタケ群生地の和名倉山側出口にある看板。下りの方が迷いやすいのかな。

北ノタル。ぽっかり空いた気持ちの良い草地。でも(天気のせいでなく)展望は無い。

植生もまた変わり、気持ちの良い庭園のよう。ただ、蜘蛛の巣と、虻の威嚇音が結構煩い。

二瀬分岐。藪抜け。ガイドブックなどには分かりづらいとあったが、しっかりした道標が新設されたのだろう。

千代蔵休ン場。名前の割に、ここは草地でなく、むしろ杉の若木が道を覆っていて、スズタケ群生地よりも歩きづらかった。

念願の和名倉山。分かっていたことだが、展望はない。

東仙波。気持ちの良い展望も良さげなピークだが、ガスで見えず。ここから先、あとは下るだけだと舐めてかかったら、結構長く、笹も煩い。

山ノ神土。表尾根はさすがに道も広く、歩きやすい。

七つ石尾根を下り、林道に合流するころからヘッドランプ着用。下山地に着く頃には日もとっぷり暮れてしまっていた。まさかここで終われないとは思わなかったが…

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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