かおりんと行く!夏の終わりに霧ヶ峰
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2020年08月25日 (火)~2020年08月25日 (火)
- メンバー
- おとな女子登山部 吉野香織さん
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 車山肩駐車場(45分)車山山頂(40分)蝶々深山(60分)八島ヶ原湿原(60分)沢渡(30分)ころぼっくるひゅって
- コース状況
- ・危険箇所特になし。
・駐車場は無料、100台ほど。
・ころぼっくるひゅって前にバイオトイレ、蝶々深山から湿原へ向かって下りきったところに公衆トイレがあります。
- 難易度
感想コメント
まだまだ残暑厳しい中、涼を求めて霧ヶ峰へ行ってきました。霧ヶ峰はニッコウキスゲの咲く7月がハイシーズンのため、駐車場に入るのに行列ができるほど。訪れたこの日はビーナスラインも空いていて、登る前に快適な高原ドライブも楽しめました。
昭和の香り漂うレストラン、チャプリンの前に車を停めて階段を登ると、そこはもう別天地。高原の優しい風が出迎えてくれました。でも雲が抜けるとジリジリ暑いので、ソフトクリームの看板をこっそり気にしつつ、まずは車山山頂へ向かいました。
登るにつれ八ヶ岳が大きくなり、山頂に着くと目の前には形の良い蓼科山。昨年ツアーを企画したのに、天候の影響で2度も中止になった因縁の山です。そんなことは歯牙にもかけずに、ただ静かに佇む山々。雄大な景色を眺めながら、次の目的地の前に一息入れました。
観光客で賑わう車山を後にして次に向かったのは蝶々深山。山頂は広く、登山客は他に一組しかいなかったのでこの上ない解放感。四方のグリーンにうねる稜線が何とも牧歌的で、こちらでもしばしの小休止、のんびりと過ごしました。
午後になるといよいよ暑さが増し、湿原まで下りとはいえ日差しがきつく感じました。水分をこまめに摂りながら湿原の縁まで下りてくると、今度は林道をしばらく歩くようになります。湿原脇には先ほどより花の密度が濃くなり、ワレモコウやキリンソウ、ハクサンフウロなど晩夏の花が目を楽しませてくれました。マツムシソウが密生している箇所もあり、その可憐さにかおりんもお気に召した様子でした。
緩い登りが始まるとゴールのころぼっくるひゅってまであと少し。さらに蒸し暑くなる中、おしゃれなランチ目指して足取りが自然と早くなります。いつの間にか湿原は眼下に、遠くには美ヶ原の鉄塔群も確認できました。緑の絨毯から再び蓼科が顔を覗かせたところでようやく山小屋に到着。かなり汗をかいたので、絶景のテラス席に座ってクールダウンしました。
メニューは豊富で、ボルシチやケーキ、カヌレなど魅惑的なラインナップに悩まされましたが、やはり最初に決めていたはちみつチーズの厚切りトーストを選択。かおりんはバケットサンドをチョイスし、これまた絵になるこだわりのサイフォンコーヒーをセットで注文しました。
15時を回り少し遅いランチでしたが、登ってきた山々を見ながらいただく暖かいコーヒーとトーストは、この上なく格別な味でした。
帰りは白樺湖畔のすずらんの湯に立ち寄り汗を流しました。湖が静かで山も見えるし、このまま帰るのが勿体ないくらい。山に、ご飯に、最後は温泉と、とても充実した女子旅でした。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。