日本二百名山　富士山展望の山・越前岳

越前岳（えちぜんだけ・1504ｍ）は愛鷹山塊の最高峰で日本二百名山の一つ（なお南側の愛鷹山を指す場合もあります）。富士山の展望が抜群でかねてから登って見たい山でした。
なお愛鷹山塊はS字状に連なり、北側の越前岳、鋸岳、黒岳、呼子岳、位牌岳、前岳、袴腰岳、大岳、愛鷹山と9個のピークがあります。
今回はあまり時間がとれないので越前岳の最短ルートの往復のみとしました。昨日と違い、まさに雲ひとつない快晴で、十里木高原登山口から階段を上がって、短時間で一つ目の展望台から絶景の富士山が拝めました。この先、樹林帯の中に入って行くので、ここでも十分、満足できそうです。登山口から既に霜柱状態が続きますが、上部は少しだけ雪が被っていて、昨晩、雪が降ったのでしょう。富士山の展望箇所が数箇所あり、その度に画像に収めましたが、途中では駿河湾も見え、いいとこです。樹林帯の中の登山道はえぐれた地形になっていて、それを回避した登山道が枝分かれしていて、どこを通るかは判断次第といった所です。山頂からは前の樹林がやや邪魔して、富士山の展望はもう一つですが、海側の展望はばっちりです。現在、通行禁止（迂回路あり？）の鋸岳への縦走路を覗いてみましたが、かなり下降していくようで見た目は確かに脆そうな地形には見えました。予定では越前岳から少し先の富士見台にも行くつもりでしたが、展望は十分楽しめたのでカットしました。今回の十里木高原コースは手頃で歩きやすかったですが、また次回、来るときは黒岳方面にも登って見たいです。