テントを選ぼう

登山用テントの特長

お客様『キャンプ用のテントとの違いは?』 店員『背負って歩く、登山ならではの軽さと、コンパクトさが一番のポイントです。』

テントの構造

2本ポールドーム型 風の影響を受けにくい、背が高くない設計です。 収納すると、驚くほどコンパクト。(骨組み(フレーム)約40センチ、本体+フライシートもコンパクトに収納できます。) 2本のフレーム(ポール)をクロスさせて張る、ドーム型が主流。 本体、フライシート、フレーム。すべて軽量の素材で出来ています。
有り派(ダブルウォールタイプ) 通気性の良い本体に、防水性のあるフライシートがセットされたタイプ。オプションで積雪期用外張り(保温性を高めるカバー)をご用意している商品もあります。 無し派(シングルウォールタイプ) 防水透湿性に優れた素材を使用し、通常はフライシートが必要ないタイプです。

迷ったらコレ!

 店員『対応人数をチェック!(普段使用する人数を考えて選びましょう。 基本は表記人数通りのものがおすすめ。 ゆとりあるサイズを選ぶと、その分重くかさばってしまいます。) 軽量・コンパクトなダブルウォールタイプを(種類が豊富なダブルウォールタイプのテント。 軽量・コンパクトな商品なら、行動時の負担も軽減するのでおすすめです。)』

テント設営手順

難しいイメージがあるかもしれませんが、意外と簡単!
山に行く前に練習しておきましょう。

2本ポールドーム型の例 1,本体を広げ、つなげたフレーム2本をスリーブに通します。 2,フレームを押し込みながら本体を立ち上げ、フレームの端をグロメットに差し込みます。 3,入り口の向きに合わせてフライシートを本体にセットします。 4,張り網とペグで本体やフライシートを固定して完成です。

テント泊の注意点

増える荷物はテントだけじゃない!

シュラフ・マット・コンロ・食器・食料・ランタンなど・・・衣食住を背負って歩くテント泊は、荷物が増えてしまいます。
(それが醍醐味でもあるのですが) ザックは最低50リットル以上のものを用意しましょう。

水を補給する場所を確保しましょう

たいていの山小屋で水を入手することができますが、遠くの水場まで水汲みに出かけないといけないことも。
周辺に水場があるか情報を収集のうえ、プランを立ててくださいね。

設営場所に注意!

崖の下や沢沿いを避けてテントを張ってください。
その他キャンプ禁止区域が設定されている場合があるので、事前に確認を。

お手入れのポイント

使用後のお手入れ

本体・フライシート
泥など水ぶきし、広げて日陰干ししてください。
下山後、収納したまま放置するとカビが発生したり、素材の劣化が早まったりします。

フレーム
付着した泥や湿気をタオルなので拭い、陰干ししましょう。
ポールを収納する際は、中央から折りたたむようにします。

保管方法
風通しの良い日陰で保管しましょう。

テント山行の楽しさって?

お客様『テント泊って荷物が多くて大変そう・・・。』 店員『経験すれば、ヤミツキになる魅力がたくさんありますよ!』

1. 自分の身ひとつの達成感

衣食住全てを背負って目的地に臨むテント山行。
到着した時の充実感はひとしおです。

2. 自分のスペース&ペースを確保できる

周囲の目を気にせずリラックス。
食事や寝る時間も自由に決められるので、マイペース派におすすめです。

3. 自分の身ひとつの達成感

大自然に溶け込むような感覚はテント泊ならでは。
ぜひ体験してみてください。