白峰二山「北岳・間ノ岳」2日目

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投稿者
日下部 友哉
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日程
2022年09月12日 (月)~2022年09月13日 (火)
メンバー
他1人
天候
晴れ
コースタイム
■2日目
北岳肩ノ小屋(30)北岳(50)北岳山荘(35)中白根山(50)間ノ岳(60)北岳山荘(60)北岳(20)北岳肩ノ小屋(70)白根御池小屋(75)広河原
・行動時間:7時間30分+休憩
・累積標高:+946,-2449m
・歩行距離:13.5km
コース状況
・北岳~北岳山荘はザレているので足元、落石注意。

■気温
3:00 10℃
6:15 北岳山荘 14℃
7:45 間ノ岳 15℃
10:25 北岳 20℃
難易度
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感想コメント

1日目は→【白峰二山「北岳・間ノ岳」1日目】

◾️2日目
日の出は5:30くらいなので4:30頃出発。意外と朝は気温下がらずでした。個人的に動き出してからも身体が温まるのに時間がかかるので、②メリノフーディ+④アクティブインサレーションライナー+⑥レインジャケットとちょっと着重ねて行動開始(ミレーのアクティブインサレーションライナーを試したかったので)。北岳山頂までは登りが続きます。テントなどはテント場に置いてあるので1日目よりも身軽に動けます。空が明るくなってきました。久々のこの感じ。風も穏やかで富士山もよく見えています。ちょっと東の雲は多めですが雲の隙間から太陽の光が差します。いくらか山頂から下っていくと中白根山、間ノ岳、農鳥岳と続く3000m稜線が赤く染まり出す。モルゲンロート!一瞬でしたが素晴らしい景色でした♫北岳山頂からはザレた道を下り北岳山荘へ。落石、足元注意。

北岳山荘は改装中なので今年はテント泊利用のみ可。いくらか登り下りはありますがあとは割と快適に歩ける道。ウラシマツツジが真っ赤になっています。そして中白根山に到着。間ノ岳はまだ先。簡単な岩場を通過して一山越え、ようやく間ノ岳に到着!農鳥岳、塩見岳、荒川三山など南アルプス南部の山も見えます。仙塩尾根は長く、標高も下がるのでなかなか大変そうな縦走路ですね。でもいつかは歩きたい道。気温も上がってきてベースレイヤー1枚で十分。

景色を堪能したところで戻ります。なかなか間ノ岳までの往復は時間かかります。白峰三山縦走したいところでしたが、9月の平日は奈良田からの早い時間のバスがないので1泊2日で縦走はなかなか時間的に厳しくなってしまいます…北岳山荘に戻ってきて小休止。これから北岳に向けて300m程登り返し。ここが辛い…何度も振り返りたくなる景色に癒されながら登ります。北岳に着いた頃には少しガスってきてしまいました。肩の小屋のテント場にあったテントは自分達とあと数張のみ。テント場に戻ってきて、テントその他を撤収しつつこれからの下りに向けてカップ麺食べて栄養補給。

下山開始。なかなか下りも大変ですがあっという間に白根御池小屋に到着。稜線も暑かったですが、標高下がると暑さ倍増。昨日でアイスは売り切れてしまったようです…残念。

14:00のバスには間に合いませんでしたが乗合タクシーがいて乗る人数が増えるまで少し待って、16:40のバスを待つことなく芦安に戻れました〜

久々に晴れたアルプスの景色を堪能しながらテント泊できて満足です♫

■④MILLET/Thermal Mesh Liner QD Crew

山では今回が初着用なのでレビューというほどではないですが使用感を。着用していたのはテント場・2日目朝の行動中。2日目朝一は体が温まるまでレインジャケットを着重ねていましたが、肩の小屋から北岳山頂までの登りでも蒸れ知らずでした。そしてその後太陽が上がってきてシェルは脱いで②+④で間ノ岳まで行動してみました。程よく風がありベースレイヤーのみだとウィンドシェルを着かねるかどうかの体感温度。登りはいくらか暑くなりそうなときはありましたが蒸れ感はなし。風があれば15℃くらいでも着用可能でした。ベースレイヤーの厚みとシェル素材の組み合わせにより様々な気温下で着用可能かと。

■レイヤリング
TOPS:
①icebreaker/メリノ150g/m2半袖 +アームカバー
②メリノ×ポリエステル混フーディ(着替え&日焼け防止ウェア)
THE NORTH FACE/LS Palam Shirt(ウィンドシェルシャツ)
④アクティブインサ―ションライナー:MILLET/Thermal Mesh Liner QD Crew
⑤化繊インサレーションベスト(テント場・就寝用防寒着)
⑥レインジャケット(2日目のみ着用)

BOTTOMS:
①アンダーウェア:SAXX/BLACK SHEEP
②薄手のロングパンツ
③レインパンツ:ファイントラック/エバーブレスフォトンパンツ(着用せず)

SHOES:
LA SPORTIVA/TX4 MID GTX

■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照

2022年9月13日9時

フォトギャラリー

2日目は間ノ岳まで

月が明るくてあまり星は見えませんでしたが良い天気♪

北岳山頂と富士山

富士山焼ける空

雲のすき間から太陽の光が!

モルゲンロート3000m稜線

北岳山荘と富士山

仙丈ヶ岳とウラシマツツジ

中白根山到着 さらに先へ

ちょっと岩場

間ノ岳到着!

仙塩尾根長いし、結構標高下がってなかなかきつそうな縦走路

農鳥岳・塩見岳・荒川三山と南部がよく見えます

富士山へ向かう道

戻ります

富士山にまとわりつく雲

北岳 草紅葉始まってます

何度でも振り替えりたくなる景色 登り返しが辛いw

肩の小屋が見えてきました

下山します~

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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