西丹沢 世附川西沢~丹沢山塊奥地の沢~
- 投稿者
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大島 幸
横浜西口店
- 日程
- 2015年09月15日 (火)~2015年09月16日 (水)
- メンバー
- 山仲間Yさん
- 天候
- くもり
- コースタイム
- 山伏トンネル(5分)山伏登山口(110分)樅ノ木橋(45分)二条4mの滝(25分)倒木のかかる7m滝(30分)10m滝(50分)再最奥の二俣(35分)脱渓:東海自然歩道(35分)1297m峰(50分)山伏登山口(5分)山伏トンネル
- コース状況
- ●大棚の頭から先、少し藪っぽい。西丸を巻き降下して行く道は踏み跡あり。
●西沢 滝をすべて登ると2級下の感覚。2条4mと10m滝を巻けば1級程度。水量は多くはない。
●樅ノ木橋~樅ノ木沢出合で幕営適地はいくつかある。ゆっくり昼ぐらいに入山し、泊まり早朝の西沢を歩くのもいい。沢泊の練習にもいいでしょう。
また、蛭はいない。
- 難易度
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感想コメント
1級で日帰りも可能な沢だが 泊りの練習もかねて ゆっくりと沢を歩いてきました。
丹沢の奥地。西丹沢 世附川水系の西沢。
快適に登れる滝と滑のキレイな花崗岩の沢です。
旧山伏トンネルへの道脇に駐車スペースがあり、そこに駐車(2~3台ほど駐車可)
山伏トンネルを抜け、反対側の旧道へ入っていくと登山口があります。
一本道なので大棚ノ頭までは迷うこともないでしょう。
大棚ノ頭からは南東方向に伸びる尾根に乗り西丸の手前で北を巻く。
一部藪っぽいので注意してください。
西丸北東尾根に乗り、踏み跡を辿って下っていくと金山沢に出合う。
橋はないので渡渉をし林道を拾う。林道を下流方向に少し行くと樅ノ木沢橋に到着。
ここで沢靴を履いて入渓。ナメから始まり直ぐにF1となる。
餅ノ木沢出合まではゴロゴロとした渓相で少し退屈かもしれない。
幾つかの滝とナメを過ぎると2条4m滝にあたる。
流芯を行くことも可能だが中間が薄いので無理に取りつかないのがよいでしょう。
左側からも登れます。
860m付近の二俣を過ぎ、倒木のある7m滝が出てくる。
倒木の右側から下をくぐるように登って行く。
巻く場合は少し手前から右を巻いていけるそうだ。
960m付近の二俣は右俣へ すぐに6m、3mの滝がかかる。
そして、核心の2段10m滝。
1段目はくなく登って行けるが樋状になる部分が難しい。
流芯にクラックがあるのでそれを利用し足をめ滝の左側を使って登る。
登る際はハーケンかカムを持っていた方がいいでしょう。
ないと残置と細い立木の二つしかない。
巻くときは右から
大きな涸棚を登りきると2段5mが出てくる。
右の草付を登る人もいるようだが流れの中を登ることも出来る。
その後は適当なところで右の尾根に乗って稜線の登山道を目指す。
薮っぽくなってくると登山道はすぐそこです。
登山道に出たら装備を解いて明瞭な道を山伏トンネルに向けて下山していくのみ。
日帰りで行くには ちと長い。なら、ゆっくり入山してまったりと登って行く。
そんな沢登りもありだなぁと感じました。
世附沢 西沢 1級(滝をすべて登るときは2級下の感覚で)
晴れたら明るく とても気持ちよかったのだろう。
この辺りは蛭もいないのでいい。
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